ダム市場はリアルにローカル市場だった

ダム市場の内部。あまり買いたいものはない・・・
巨大なダム市場の内部を探検
ニャチャンビーチから歩いて、一見スタジアムのような円形の市場、ダム市場にやってきました。
ダム市場はガイドブックにも必ず載っているニャチャンを代表する市場ですが、特に観光客向けのお土産に力を入れているわけではなさそうで、地元の人向けの日用雑貨や食料品が中心のイメージでした。
円形のスタジアム内は2階建てになっていて、1階は木彫りの置き物とか、昔ながらのお土産系がありましたが、いわゆる「かわいいベトナム雑貨」みたいなものを想像すると全く違います。
もちろんハナから上質なものは期待していませんが、チープなベトナムデザインのコップとか、ホー・チ・ミンTシャツとかがあれば買ってもいいかもと思っていましたが、そういう外国人の珍品ニーズに応えてくれるほどアラビキでもなく、リアルに日用品が売ってる感じでした。
2階は衣料品が中心ですが、同じく普通のジーパンやTシャツが普通に売っていて、完全に地元仕様です。

ダム市場の新館は魚の干物を扱う乾物屋が多い

ニャチャンの海産物。日本の干物とそっくり
ローカル市場の面白さはあるけど買う物は・・・
スタジアムの外には円形ではなく四角い建物がもう1つありました。こちらの方が新しそうなので新館なのでしょうか。
全然テナントが埋まっていないのが気になりましたが、こちらは魚の干物や豆、穀物などを扱う食料品店が中心です。
さすがニャチャンは海沿いの街だけあって、特に干物はかなり充実していました。普通の干物だけでなくみりん干しのようなものもあったりとか、ほとんど日本と同じで、へぇーとは思いましたが、買ってもホテルで食べるわけにもいかないので見るだけです。
ベトナムの市場というとホーチミンのベンタイン市場やビンタイ市場が有名ですが、そこまでレトロな建物でもなく、東南アジアっぽい活気に溢れているわけでもありませんが、良くも悪くも観光地化されていないのが魅力と言えば魅力でしょうか。
ただ、悲しいかな観光地化されているほうが外国人が買いたくなるようなものが売られているのも事実で、正直買い物スポットとしてダム市場に行くのはあまりおすすめできません。ショッピングではなく、あくまでも観光として訪れるのが正解でしょう。
3歳児にも何か欲しいものが買ってあげるよ、と言っていたのですが、どうやら欲しいものは見つからなかったようで、何もリクエストはありませんでした。
↓ちなみに同じ東南アジアの市場で、昨年セブ島で訪れた「カルボン・マーケット」はこんな感じでした。
治安の悪い危険地域として有名な「カルボン・マーケット」に潜入してみた。

ダム市場の穀物屋。奥は空き店舗が多い。

ダム市場の場外市場。露店のほうが賑やか