ダム市場を目指してニャチャンの町歩き

ニャチャンの街角で見かけたバインミーの屋台
ニャチャンビーチから歩いてダム市場へ
台風が接近していて、ニャチャンビーチは遊泳禁止、プールは寒くて無理、という子連れのビーチリゾートには完全アゲインストな状況ですが、幸いまだ雨は降り始めていないので、頭を切り替えて、ニャチャン観光を楽しむことにしました。
とはいえ、天気は不穏で、車で遠出して雨が降ったらがっかりなので、すぐに戻れるように徒歩で回れる範囲で町歩きです。
まず目指したのはダム市場です。ダム市場はニャチャンの町の北部にあって、グーグルマップによるとサンライズニャチャンから徒歩12分。子連れなので倍かかるとしても30分あれば余裕でしょう。
ダム市場の場所はこちら。
サンライズニャチャン前のビーチを出発して、まずはチャンフー通りを北上、途中から内陸に入って、ごちゃごちゃした下町を歩きます。3歳児は気分が乗れば30分ぐらいは歩きますが、なかなかテンションが持続しないので、5分歩いて10分抱っこぐらいのペースでゆっくりと歩きました。

どことなくコロニアルなニャチャンの街並み
スタジアムのような円形のダム市場
海岸沿いのチャンフー通りはリゾートホテルが並んで、ケンタッキーなんかがあったりするような外国人仕様の街並みですが、一本通りを入ると、バインミー(ベトナム風サンドイッチ)の屋台があったり、バイクの修理屋があったり、まあ、ベトナムではごく普通の街並みです。
ニャチャンは元々は静かな漁村でしたが、19世紀、フランス領インドシナの時代にフランス人のためのリゾート地として開発されたのが始まりだそうで、そういう目で見ると、ダム市場周辺の古い街並みもフランスの影響を受けているような気もしないでもありません。
しばらく歩くと、正面にスタジアムのような円形の建物が見えてきました。外観は全く市場という感じはしませんが、どうやらそのスタジアムがダム市場のようです。
ダム市場の外にも場外市場のように小さな露店が集まっているようで、近づくにつれて魚の干物や衣料品などを売る露店が増えて、人通りも多くなってきました。
次回へ続く。

どう見てもスタジアムにしか見えないダム市場