ニャチャン大聖堂の入り口で謎の入場料

ダム市場からニャチャン大聖堂に向かう街並み
ダム市場から歩いてニャチャン大聖堂へ
ダム市場の見学を終えると、時間は11時半ごろ。3歳児の生活リズムだと、いつもはお昼ごはんの時間ですが、サンライズニャチャンの朝食ブッフェでがっつり食べたせいか、それほどお腹が空いていないようなので、もう一ヶ所観光スポットに行ってみることにしました。
ダム市場からグーグルマップで徒歩15分のニャチャン大聖堂です。
↓場所はこちら。
ダム市場の付近はどことなくコロニアルな古い建物が並ぶ街並みですが、ニャチャン大聖堂に近づくにつれて交通量の多い普通の大通りとなり、味気ない景色になってきます。思っていたより意外と距離があり、すっかり退屈してきた3歳児を抱っこしたり歩かせたりを繰り返しながら、30分ほどかかって到着。
ニャチャン大聖堂は大きなロータリーに面した小高い丘の上に立っていて、遠目にもすぐにわかります。丘の下にはマリア像が立っていて、クリスマス時期だからなのか微妙に装飾が施されていました。
そこから裏に回っていくと入り口のゲートがあり、大聖堂に続く坂を登って行くのですが、ゲートのところに椅子に座ったおじさんが2人いました。
なんとなく係員風の雰囲気で座っていますが、特に何をするでもなく、ダラダラした感じ。周囲を見渡しても特に入場券売り場のようなものもなく、自由に見学できるようだったので、そのままゲートを通ろうとすると、おじさんに呼び止められ、寄付箱のようなものを指差して、金を入れろとアピールしてきました。

ニャチャン大聖堂の前に立つマリア像

ニャチャン大聖堂の入り口に設けられた寄付箱
ニャチャン大聖堂は入場無料のはずが・・・
まあ、入場料という形ではお金を取らないけど、寄付という形でいくばくか気持ちだけ入れていけということなのかと思い、お賽銭のつもりでポケットの小銭を入れようとすると、「2万ドン入れろ」とのこと。
2万ドンは日本円で100円ぐらいなので、金銭的には別にいいっちゃいいのですが、どこにも2万ドン払えとは書いていないし、明らかに単なる小遣い稼ぎなノリなので、軽くムカつきましたが、100円で目くじら立てるほうが気分が良くないので、寄付だと思って素直に支払いました。
10年前ぐらいまではバックパッカー的な発想で、安く旅することに変にこだわっていたのですが、ある時から本当にお金がない時以外は払う払わないでモメるよりも、気前よく払ったほうが快適に旅行できることに気づき、最近ではすっかりザルです。(※もちろん物価が安い国限定)
ゲートを通り、石畳の坂道を100mほど登って行くと、いよいよニャチャン大聖堂です。
次回に続く

写真のロータリーに面してニャチャン大聖堂が立っている