丘に立つポーナガル塔は展望スポット

ポーナガル塔からはカイ川の河口を一望できる
カイ川をのぞむポーナガル塔
ポーナガル塔は小高い丘の上に立っているため、チャンパ王国の遺跡として観光するだけでなく、周囲の景色も楽しむことができます。
ポーナガル塔のすぐ横を流れるカイ川に向かって展望ポイントがあり、ここからの景色がおすすめです。川幅500mぐらいはあろうかというカイ川の河口と、その対岸にはニャチャンの市街地が広がります。この日は悪天候のためどんよりした感じですが、晴れていればなかなか絶景なのではないかと想像されます。
ただ、足元に目を向けると、川沿いはボロい家が並んでいて、河原でゴミを焼いている人がいたりと、ニャチャンの街中ではあまり感じることのない現実感も。。
ポーナガル塔の丘を下りて、出口に向かう途中、ふと見ると熱心にお祈りしている人々がいました。チャンパ王国の末裔であるチャム族も少数民族として現在も存続しているそうなので、その人々なのか、そうではなくヒンズー教とは無関係に、地域の守り神みたいな感覚なのか、見た感じは仏教の儀式のようだったので、全く真相はわかりませんでした。

カイ川の河原はゴミだらけ・・

ポーナガル塔でお祈りする人々。ヒンズー教ではなさそう・・・
ポーナガル塔周辺を町歩き
ポーナガル塔の観光を終えるとちょうどお昼時だったので、近辺でよさそうなランチスポットを探すべく、ぶらぶらと町を歩きました。
ニャチャンの中心部はリゾートホテルが立ち並び、外国人向けのお店がたくさん並んでいますが、カイ川の対岸、ポーナガル塔の周辺はなんとなくローカルな雰囲気の町並みです。
例によってグーグルマップとトリップアドバイザーで調べたところ、ポーナガル塔周辺も意外とレストランはありそうです。特に川沿いには店頭に鮮魚や貝を陳列しているシーフードレストランが数軒あるようで、ロシア人や中国人のクチコミが多数ありました。
ですが、シーフードは夜食べたいと思っており、昼はどちらかというと麺類が食べたい気分だったので、ネットには載っていませんが、歩きながら目についたローカル食堂に入ってみることにしました。
と、目についたのが店先でバインセオ(ベトナム風お好み焼き)を焼いている食堂。バインセオは好きなので、心を動かされましたが、さすがに3歳児にはちょっと厳しそうな店構えだったので見送りました。
しばらく歩くと「Bun Ca」と麺屋っぽい看板を出している食堂を発見しました。どんな麺があるのかメニューに興味を示したところ、目ざとくお店のおばちゃんに気づかれ、勧誘されるままお店に入りました。
次回へ続く

ポーナガル塔の付近の町並み

店の前でバインセオを焼いている食堂