子連れベトナム・ニャチャン旅行5つのポイント!(4/4)

オリエンタルな雰囲気のアイリゾートi-resort
子連れでニャチャン旅行を楽しむコツとは?
ここまで紹介してきた5つのポイントを踏まえてまとめです。
子連れ海外旅行の行き先としてニャチャンが向いているのは、
・高めのホテルでも予算的にOKな人、もしくはローシーズンに休みが取れる人
・ホテルが快適であればずっとホテルに篭っていてもOKな人
かなあと思います。
わが家はなかなか年末年始やGWなどハイシーズンにしか休めないため、どうしても割高になりますが、そこを避ければハイクラスのホテルでも手ごろな料金で泊まれますので、旅先としてニャチャンを選択するなら、ローシーズンを狙うのがポイントかと思います。
そんな憧れも込めて、おすすめの過ごし方としては、
「エヴァソンアナマンダラに泊まって、基本一日中ホテル内でのんびり。滞在中一日ぐらいは市内観光に出かける」
みたいな感じ。
一方、低予算で行きたい人、もしくはハイシーズンにしか休めない人であれば、ホテルはビーチフロントにこだわらず、市内の便利な場所で快適なホテルに宿泊して、その代わりアイリゾートi-resortや、ヴィンパールランドVinpearl Landなどのアミューズメント施設に遊びに行く、というのが技ありなプランニングかもしれません。

サンライズニャチャンのフロント。スタイリッシュなデザイン。
他の東南アジアのビーチリゾートと比べると?
過去行ったことがある数少ないリゾート地との比較になりますが、以下、子連れ海外旅行のヒントにしていただければ幸いです。(あくまでも中級クラス以下のホテルに泊まる前提。どのリゾート地にもいいホテルはありますので)
まず大きく分けると、都市型と郊外型のリゾートがあると思います。例えば、セブのマクタン島やビンタン島などは完全に郊外型。市街地から離れたリゾートエリアに格安ホテルから高級ホテルまでが点在しているタイプで、格安ホテルでもたいていプライベートビーチはあります。
都市型はプーケットのパトンビーチやバリ島のクタビーチなど。ホテルでゆっくり過ごすというよりはパブリックなビーチや街中のカフェで飲んだくれて過ごすようなイメージで、ニャチャンも都市型リゾートと言っていいと思います。
都市型がいいか郊外型がいいかは好みの問題なので比べようがないのですが、他の都市型リゾートと比べた時にニャチャンがどうなのか、子連れ旅行に向いているか向いていないかの観点で言うと、比較的子連れ旅行向きなんじゃないかと思いました。
まずバリ島のクタビーチはサーフィンのメッカとして知られるとおり、波が高くて子供が海で遊べる環境ではないのでそもそも不向きだと思います。
プーケットのパトンビーチは子供でも遊べるし、レストランもニャチャンよりはるかに充実しているので、都市型リゾートとしてとても魅力的なのですが、いかんせん歓楽色が強く、夜になるとゴーゴーバーが大盛り上がりしているような環境は、お世辞にも子連れ旅行向きとは言い難いです。
一方ニャチャンはプーケットと町の構造は似ていますが、歓楽色はあまりないので、子連れ旅行でも無難に楽しむことができますし、実際子連れ客もかなり多そうでした。(ロシア人や中国人のファミリーが多い印象)
また、タイ料理に比べてベトナム料理のほうが味付けが優しいので、そういう意味でも「安心のニャチャン」という感じ。

フランス統治時代に建築されたニャチャン大聖堂
正直大人の基準で見てしまうと、ニャチャンはちょっと物足りないですが、意外と東南アジアの都市型リゾートでニャチャンのようにそこそこ賑やかで、なおかつ健全な街というのはあまりないような気もします。
ただ、今回のニャチャン旅行は、台風のせいでビーチやプールで遊べず、実質「アジアンビーチ」というより「アジアシティ」の旅でしたが、それでもなんだかんだ楽しめたので、だったらホーチミンやハノイでもよかったんじゃないかという気もしました。
そもそもリゾートをチョイスしている理由は子連れで観光は無理という前提があったのですが、子供も3歳にもなれば、ある程度自分で歩きますし、街中の色々なものに興味も持つので、今後はリゾート以外の旅先も検討候補に入れてもよいかもと思いました。